2004 地球一周45回クルーズ⓪晴海【出港】

はじめまして【家族紹介】

2018.03.15

よく見かけるポスター



トパーズ号で行く 2004年4月4日~7月11日 45回クルーズ

 

 

乗船するまで

高校入学頃から父が病気をしていました。

遅くにできた子だったからか、可愛がってもらっていたと思います。国内限定ですが、いろいろなところに行きました。川、海、キャンプなど自然にふれる場所が多かったです。

 

母方の祖父母と同居していたので、自宅療養中の父は肩身の狭い思いをしていたことでしょう。

優しい父もストレスでこたつを破壊したり、洗面台にひびを入れたこともありました。

そのストレスを受け止めるのは母の仕事。

 

お金の問題もあります。人生で一番稼げる年齢で、退職するしかなく、子供たちは一番お金のかかる時期。

自宅療養の父と険悪な雰囲気の祖父母を置いて、母は長時間働くわけにもいきません。

お金の問題だけでも解決した方がいいな。と、私は就職。

険悪な雰囲気のお家でしたが、あっさりと終わりはやってきます。

 

父に余命一年が言い渡されました。

片足を切って車いすでも動けるようになるか、それとも寝たきりか。

どっちを選んでも、余命は変わりません。

せっかくなら、動けた方がいいだろう。犬と散歩した方が家にいるより気が晴れるだろう。

父に余命が告げられることはなく、大手術は行われました。

予定を延長して行われた手術の後、弱音を吐かない父が『いたい、いたい』と、うなされていました。

辛そうでしたが、面会時間もとっくに過ぎているため、私たちは帰りました。

 

次の日、祖父母がお見舞いに行きました。プリンを食べてたよと。

 

翌日、父は亡くなりました。

 

 

退院してから、どうやって生活していくのか?動けるとはいっても、バリアフリーではないので家での生活も大変なはずです。考えなければならないこと、やらなければいけないことがたくさんありました。

しかし、その必要がなくなってしまいました。

 

治療費の支払いも必要なくなり、家のローンもなくなりました。

むしろ生命保険が出たので、お小遣いをもらいました。私が働く必要もなくなりました。

 

 

やってみたいと思っていた一人暮らしを開始しました。

数か月後、飲み会のトイレで見かけたポスター。

前に母が『地球一周旅行に行ってみたいわ』と言っていたことを思い出し、資料請求してみたら?一緒に行く?と誘ったら『祖父母を置いていけない』と。

母にはまだ仕事が残っていたようです。

 

縛られていたものが何もなくなった私は、一人暮らしを半年でやめ、一人での乗船を決意!

父の分まで人生楽しまなくっちゃ!!

 

そして退職し、2004年4月4日乗船です。

 

 

晴海港

 

晴海港を出港したトパーズ号。

 

 

 

 

東京とお別れ。

どんな世界が待ち受けているのでしょう。

3カ月の船旅、ワクワクドキドキです。

 

 

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